3歳4歳の子に英語を指導する。
ま、2020年の改革において、英語は最重要科目と言われていますよね。
なので、小さい頃から英語を・・・・・となるのでしょう。
が、私は、個人的にあまりオススメしません、早期英語教育。
だって、そんな小さい頃から英語をやっていたら、受験までモチベーションが保てませんから。
早期英語教育を全否定するつもりはありません。
小さい頃から耳を慣らせて、複雑な母音を聞き分けられるようになる、ということもあります。
が、小さい頃の英語教育って、結局は「英語の真似事」だと思います。
本当の英語力は付いていない、ということがほとんどでしょう。
「真似事でも、映画のセリフとか歌とか真似することで、スピーキングやリスニングの上達につながるでしょう!」
こういうご意見もあるかと思います。
ただこれは、ある程度の文法および単語の知識(中1~2レベルかな?)がベースにあってこそ。
ベースなき真似は、やはり「英語の真似事」に過ぎません。
でも、この「英語の真似事」でも、そこそこ喋れてしまう(正しくは、喋れているように見える、です)。
そこで、喋っている本人も、それを見ている大人も、結構満足してしまう。
これが一番まずい。
だって、この時点では受験を乗り切れる英語力が身に付いていないのに、本人と周りの人たちが満足しているから、です。
まだ本物の実力が身に付いていないのに、満足している。
しかも、受験本番までまだまだ時間もある。
満足した人たちが、この長い時間を乗り越えてモチベーションを保てるでしょうか?
私は、そうは思いません。
小さい頃から英語をやっている。
でも一番苦手な教科は英語、という中学生。
こういう子、結構見てきました。
なので、もし早期英語教育を望むのであれば。
教室に通ったりテキストで勉強したりとかよりも。
親子でディズニーの映画を英語で見るほうが余程いいと思います。
高校生でクラスで英語一番とった!という子にこのタイプが多いです。
なのでオススメですよ、親子ディズニー映画鑑賞in English。
あ、なので、夢盟塾で幼児英語教室をやらないのも、以上の理由です。
メリットに比べてデメリットが大きすぎますから。
それよりも、国語をもっと勉強し、理解力や理論力を身に付けてから英語をすればいいと思います。