【コメントに返答】金大附属中学と公立中学の違い

先日、こちらのブログに「まるみん」さんという方からコメント頂きました。

まずはコメントを貼りますので、ご覧ください。

 

 

自分も附属中学の出身なのですが、
それだけ高レベルの入試を課す割には、実際に入学してみればやることは普通の公立中学校と何ら変わりないと思いました。せっかく優秀な教員と生徒が揃っているのに普通の公立学校と同じ進度で同じ程度のことを機械的にやるというのは非常に勿体ない気がします。まさに宝の持ち腐れです。

附属中学校の最大の魅力は世界中の至る所で中心となって活躍していらっしゃるOB、OGの存在だと思います。修学旅行も、公立と同じように京都あたりを観光するなんて個々人でもできるようなことではなく、つてを使って都心の大企業や霞ヶ関で働く先輩と交流をしたり、海外にまで飛び出して発展途上国の貧困事情を直接見たりする方がよっぽどためになると思います。

受験指導についても、灘や開成といったトップ高への進学を推奨するような取り組みをしてもいいと思っているのですが…

夢盟塾さんは若干附属中学校を殊遇的に見ているように思うのですが、現在の附属中学校はそれほど価値のある学校なのでしょうか。

 

 

まるみんさん、コメントありがとうございます。

私も金沢大学附属中学のOBなので、よく分かります。中学生の頃は、

「なんだ、公立中学と変わらないじゃん」

と思いました。が、現在、塾長という立場から附属と公立の両方を見ますと・・・・・

全然違う、と実感します。

 

 

あ、生徒や保護者が違う、ということではありません。

公立にも附属にも、素直で良い子もいれば、やんちゃな悪ガキもいます。

それはどこの中学も同じです。

ただ、授業や宿題での取り組みは全然違うな、と思います。

 

 

顕著なのがレポート課題です。

数学と社会の宿題で主に出されます。

「身の回りにある二次関数を探し、レポートにまとめなさい」

のようなテーマで課題が出されます。

こういう「教科書外」のことを、金沢大学附属中学および小学校は多く取り組みます。

 

 

「教科書内」「テスト内」「入試内」のことをきっちりと指導する公立中学。

「教科書外」「テスト外」「入試外」のことを積極的に取り組む金沢大学附属中学。

合理的に進める公立中学。

寄り道が好きな金沢大学附属中学。

私から見たイメージは、こんな感じです。

 

 

合理的に進めれば、最短の時間で最良の結果を望めるでしょう。

一方、求めた結果以外のものは手に入れられません。

寄り道的に進めれば、求めた結果以外にも多く手にでき、視野が広がります。

一方、結果しか欲しくない人にとっては無駄な時間が多いと感じるでしょう。

 

 

勉強における結果は、点数や合格。

勉強における寄り道とは、豆知識などテストや入試に全く役に立たない知識。

金沢大学附属中学および小学校の授業は、本当、寄り道が多いです。

だから、この「寄り道」が楽しいと思えないと、金沢大学附属中学に進むと苦しいです。

 

 

どっちが良いとか悪いとかではありません。

向き不向きです。

勉強を「道具」として見るのか「おもちゃ」として見るのか。

 

 

ちなみに、夢盟塾本部校は、金沢大学附属中学っぽいかもしれません。

私、寄り道、無駄な知識が大好き(^^)

「Mdは?」

「メンデレビウム!!」

みたいな、元素記号クイズが飛び交う教室ですし・・・・・

メンデレビウムなんて、高校入試にも大学入試にも出ねーし笑。

でも、寄り道や無駄こそ、勉強を楽しくデコレーションしてくれるのでは、とも思うので、これからも無駄を求め、寄り道を突き進んでいこうと思います。

学校の資料集マニアとか育てたいですね。

 

 

ということで、まるみんさん、ご質問への回答になりましたでしょうか?

ただ、灘や開成くらいに金沢大学附属中学もぶっ飛んでほしいな、とも思います。

以前聞いたお話です。

開成中学の1年生、夏休みの宿題に、空間図形の展開図が出たそうです。

しかし、ただの展開図ではない。

立方体の8頂点を、切り口が合同な正三角形になるように切って24頂点の図形を作り、さらに、新たにできた24頂点を同様に切り口が正三角形になるように切って出来た立体の展開図。

ぶっ飛んでますが、私は好きです。

金沢大学附属中学にも、これくらいぶっ飛んでほしいです。

金沢大学附属中学・高校の入試もレポート形式にすればいいのに、とも思います。

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