失敗を恐れない

第64代の横綱、曙。

外国人初の横綱としても有名ですね。

この曙さん。

面倒見の良さでも有名です。

 

 

ある日のこと。

元大関で力自慢でも有名な、魁皇さんと飲みに行ったときのこと。

酔った魁皇さんは、交通標識をグニャリと曲げたそうです。

それを見た優しい曙さんは、

「ダメじゃないか!」

と言って、グニャリと元に戻したそうです。

 

 

そんな曙さんがある日、温泉に出かけた時。

温泉の玄関先で、坊主頭の高校生が泣いていました。

面倒見の良い優しい曙さんは、その高校生に声をかけます。

「どうしたの?」

「僕がスクイズ失敗したせいで、チームが負けたんです。」

その高校生は、野球部の高3生でした。

曙さんはその野球少年に、こう声をかけます。

 

 

「『負けて覚える相撲かな』って言葉がある。ボクだって負けた日はがっかりするけれど、勝ちっぱなしの人生なんて存在しないよ。」

 

 

すると少年は、お礼を言って帰っていったそうです。

月日が過ぎたある日。

曙さんは、とある有名人とばったり会います。

「初めまして」

そう曙さんがあいさつをすると、

「曙さん、実はお会いするの、初めてではないんです」

という返事が返ってきました。

 

 

お察しの通り、その有名人とは、温泉の玄関先で声をかけた野球少年だったのです。

その野球少年はその時プロ野球選手になっていて、後にメジャーリーグにも行きます。

そして、この野球選手は今年引退されました。

そう、この野球少年は、イチローさんだったのです。

イチローさんは、こんな名言も残しています。

 

 

「何かをしようとする時、失敗を恐れないでやってください。失敗をして負けてしまったら、理由を考えて反省してください。必ず、将来の役に立ちます。」

 

 

曙さんのアドバイスを思わせる言葉です。

曙さんがいたからこそ、イチローさんの活躍があった、のかもしれませんね。

 

 

横綱になり、相撲界の頂点を極めた曙さん。

世界で最もヒットを打ち、安打製造機として頂点を極めたイチローさん。

頂点を極めた人たちが、失敗から学ぶ大切さを語っています。

 

 

勉強も同じですよ。

問題を解いていて、間違えてもいいのです。

間違えから学び、なぜ間違えたかを考える。

問題に間違えたからこそ学べるし、考える機会もできます。

だから、親御さんも、お子さんが問題を解いていて間違えた時。

怒らず、一緒に考えてあげてくださいね。

怒っちゃったら、お子さん、失敗を隠したり誤魔化したりするようになります。

これでは、失敗をした意味がなくなります。

ぜひとも一緒に考えてあげてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です