なんかメールでリクエストが来た・・・・・
石川県総合模試の結果を分析してほしい、とのこと。
うーん、私より模試については分析に長けた方がいらっしゃるのですが・・・・
各学校の実力テストの分析をしていた流れで、でしょうかね。
附属高校や泉丘高校、二水高校のことくらいしか分からないですが、いいですか?
私なりに分析させていただきますね。
模試全般について
平均点が231.5点の激ムズ模試でしたね。
400点以上が22人、371点で県内100位以内に入れます。
371点で97位、370点で102位、でこのあたりで偏差値68.0ほど。
泉丘高校普通科で合格圏が出るあたりですね。
あ、合格圏というのは、「このまま頑張ればまず大丈夫」ということであり、「合格圏に入ってないと合格は無理ですよ」ということではありません。
附属高校の定員120人 + 泉丘高校の定員400人 を÷2 した260人。
そこから少なく見積もり、250位以内、今回なら大体345点ほどで偏差値も65前後。
このあたりが、今までのデータを鑑みて、私的に、泉丘・二水への合格安定圏です。
附属は、内部進学については内部生次第なので、県内順位ではちょっと分かりかねます。
金沢大学附属高校について
今回は、例の「金沢大学附属中学生専門塾」の生徒たちも多く受験したそうです。
その塾さんの多くは、金沢大学附属高校を志望しておりますので、かなり正確なデータが出たのでは、と思います。
附属高校第一志望者(53人)の平均点が335.1点。
英語75.5、数学58.5、国語63.3、理科67.9、社会69.9。
英語の平均点の高さは際立ち、県内トップ。
英語が得意だと有利になる金沢大学附属高校ですから、その傾向が出ています。
第一志望者の最高得点は424点、県内3位ですね。
附属高校は「内部進学」という、学力とは別のことも進学に影響を及ぼすので難しいのですが、附属高校に「合格し得る学力」を有しているかどうかで判定します。
合格80%:375点以上 合格60%:350点以上 合格40%:320点以上
今回の附属高校第一志望者は、前述の専門塾いわゆる「ガチ志望」が多いので、上記の確率はもう少し上がるかもしれません。
泉丘高校について
泉丘高校を第一志望にしていた生徒の平均点が331.4点。
英語72.7点、数学58.6点、国語62.4点、理科70.3点、社会67.9点。
となっていますが、理数科と普通科が分けられていません。
それぞれ書きますね。
泉丘高校普通科を第一志望にした子たち(356人)の平均点は326.9点。
英語71.8点、数学57.5点、国語61.5点、理科69.0点、社会67.0点。
最高点は442点。
泉丘高校理数科を第一志望にした子たち(41人)の平均点は370.0点。
英語80.3点、数学68.3点、国語68.2点、理科79.8点、社会73.2点。
最高点は418点(夢盟塾生です(^^))。
理数科、凄まじいですね。
泉丘高校の倍率を1.2倍と仮定すると、今回の第一志望の396人は、受験生の82.5%。
つまり、模試の判定はかなり信頼できるデータということになります。
普通科は、320点台、330点台、340点台が最多です。
このあたりの点数があると一先ず安心ですが、油断は禁物、ですね。
普通科 合格80%:370点以上 合格60%:345点以上 合格40%:315点
理数科は、390点台が約4分の1の9人。
あとは360点台までが全部4人ずつで、350点台が5人。
ここの350~390点から抜け出せれば、合格率80%は見えてくるでしょう。
理数科 合格80%:395点以上 合格60%:375点以上 合格40%:355点以上
二水高校、すみません、時間なくなったので明日続き書きます!!!