紫錦台中学の1年生のグラフを見ました。
あ、期末テストの成績表のグラフです。
びっくりです。
ひどい形をしています。
真ん中がなく、両サイドに分かれた、長方形のような形でした。
額中学の中3実力テストのグラフも見ました。
こりゃまたひどい。
完全に2つに分かれていました。
合計点だけでなく、英数理社の4教科で、国語が若干大丈夫?
英語は3つに分かれていましたね。
この他、いろいろな資料を元に考えました。
私の結論。
二極化が凄まじく進んでいます。
やらねば、という子は、ちゃんとやり始めている。
気付いていない子は、まったく行動をとっていない。
真ん中の山の頂点が崩れ、上位と下位が分厚くなって長方形または鬼の角の形に。
極秘資料から、金沢市の中3も、分布は長方形、気付いた子と気付いていない子が受験生ですら分かれている、という現状です。
転換期ですね。
今のお父さんお母さんが子どもの頃に味わったことのない波が、来ます。
人口も減り始めますので、日本社会の転換期、でもあります。
ですから、お父さんお母さんが常識と思っていることも、10年後は常識ではなくなります。
中流階級の世帯が、まぁまぁの生活ができた、という時代も終わるでしょう。
以前からも感じておりましたが、今回グラフを見て、はっきりと感じました。
私も危機感をもって生徒と接さねば・・・。
この危機を生徒に伝え、共にこの波を乗り越えなければ、と思います。
※最後に、余談ですが、だからこそ国会の話し合いは、桜を見る会ではなく教育に時間を割いてほしいです。英語の共通テストの変更もあったばかりなのに、なんで桜の会の話ばかりなのよ!と今の野党には憤りと呆れしか覚えません。