「保護者の方」の勉強法が、なぜお子さんに通用「しない」のか?

保護者の方からよくいただく相談。

 

「私が受験生の頃にやっていた勉強法。

これで私は合格しました。

で、良かれと思って子どもに勧めたのですが、全然効果がありません。

これは・・・うちの子がアホなのでしょうか???」

 

いやいやいや、ちゃいますよ!!!

お子さんがアホなんとは違います!!

お子さんの才能とか、そういう問題ではないのです。

と、問題について書く前に。

さて、その勉強法は、何受験のときに成功したものですか?

 

 

中学受験?

高校受験?

大学受験?

はたまた、小学受験?

もしかして、幼稚園受験???

 

 

と、受験の年齢は様々ですが、保護者の方がよくおっしゃる

「自分がやってきた方法」

というのは、たいてい、いや、ほぼ100%の確率で

「大学受験」

の時の勉強法だったりするのです。

 

 

18歳で受験する大学受験。

12歳で受験する中学受験。

6年も差があります。

15歳で受験の高校受験は、3年の差。

6年、3年の差、です。

 

 

「え?案外小さくない??」

 

 

というのは大人の感覚です。

15歳にとって3年間は、人生の20%。

12歳の6年に至っては、人生の半分にあたります。

子どもにとっては、この年数は「全然違う」という長さです。

 

 

子どもは、この6年、3年で、大きく成長します。

身体もそうですし、精神的にも。

だから、大学受験と、中学受験や高校受験は、全くの別物なのです。

なので、大学受験の勉強法は、中学受験や高校受験の勉強法としては通用しない。

 

 

主に大学受験に使われる、昔からの四字熟語に

「四当五落」

というものがあります。

4時間睡眠なら合格だが、5時間寝たら落ちる、という意味です。

受験生たるもの、5時間も寝るな、落ちるぞ!というクレイジーな四字熟語です。

 

 

大学受験専門の塾講師も、たまに言っています。

高校の教師も、どこの誰とは書きませんが、生徒に言っています。

なので、実践している高校生も、かなりいるでしょう。

高校生、18歳の体力なら、4時間睡眠は短期間であれば可能でしょう(ずっとは駄目よ?)。

が、12歳の4時間睡眠・・・1日たりとも許しては駄目でしょう。

身体や脳の成長を阻害します。

 

 

でもですね。

中学受験を控える12歳の子供に、この「四当五落」を実践する保護者。

います(正しくは「夢盟塾にいました」)。

保護者自らの大学受験体験を、子どもの中学受験や高校受験に応用する。

実は案外多いのです。

 

 

以上のことから、保護者の方、ごめんなさい、保護者の方の勉強法は、ですからお子さんには通用しないのです。

 

 

「じゃあ、どうすればいいの!??」

という保護者の方々の悲鳴が聞こえてきそうです。

しかし、こればかりはどうしようもないかも、です。

 

 

たとえば、小学生のお子さんからの算数の質問。

「方程式が使えたらなー・・・」

と思ったこと、ありませんか?ありますよね?

一度、方程式という方法を覚えてしまうと、後には戻れない。

大学受験を経験した保護者の方は、自分の経験を中学受験にまで戻すことが困難なのです。

 

 

ということで。

中学受験や高校受験のお子さんをもつ保護者の方。

「自分のやり方は、受験の常識は、年齢が先に進んだものだったんだ」

と再確認できると、少し優しい気持ちになれます。

 

 

塾に通うこのカバンの重さは、平均7~10キロと言われます。

小6、大体の体重を40キロと仮定します。

自分の体重の4分の1のカバンを、背中に担いで塾に来るのです。

高校生や大人にとって、10キロのカバンなんて軽いものです。

しかし、小6、中3にとっては・・・・そういうことです。

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