昨日、テレビゲームの「ドラゴンクエスト」を久しぶりにした。
通称「ドラクエ」の1番最初のやつを。
「ドラクエ」は、ロールプレイングと呼ばれるジャンルの属します。
ロールプレイングゲームは、マリオみたいにキャラクターを動かしてジャンプとか走ったりとかさせるゲームではありません。
敵と戦い、経験値と呼ばれるポイントをためていき、主人公キャラクターの力とか防御力とかを成長させていくゲームです。
昔の「ドラクエ」。
敵が急に強くなるゾーンがあります。
そういうときはどうするか?
そのゾーンをウロウロして、敵をたくさん倒し、経験値をためる。
俗にいう「経験値稼ぎ」ですね。
経験値を稼いで次のゾーンに行く。
次のゾーンで入った村で人と話し、物語が進んでいく。
で、次に進もうとしたら敵が強いので、経験値稼ぎ。
ある程度稼いで強くなったら、次に進む。
で、物語がまた進み・・・・・
物語の続きが見たいから、我慢して経験値稼ぎをする。
同じゾーンで戦いだけを繰り返すので、とても単調です。
飽きてきます、面倒くさいです。
それでも、物語の続きが見たいから、経験値稼ぎをする。
単調な作業の向こう側に、物語の続きそしてエンディングがあるのです。
でも聞くところによると、最近のロールプレイングゲーム、この「経験値稼ぎ」をほぼしなくていいらしい。
あまり強くなくても物語がポンポンと進んでいくそうだ。
確かに、ドラクエの最新作「ドラクエ11」もやりましたが、ほとんど経験値稼ぎをしなかったな・・・
ここで私の仮説。
最近の子は、ちょっと努力したらすぐに点数が上がると思っている。
それって、経験値稼ぎの経験が少ないからなのでは?
あの単調な経験値稼ぎに我慢できない。
ゆえに、単調な反復演習や音読に耐えられない。
・・・・と、昨晩ドラクエをしながら思った。
本当は、同じロールプレイングゲームの「桃太郎伝説2」もやっていた。
こちらも経験値稼ぎではドラクエ以上に面倒くさい。
でも、物語の続きが気になるので、経験値稼ぎ、しちゃうのよねー。
この根気が案外、演習をするときの根気に繋がっているのでは?
って、ゲームやりながら何考えてるんだか・・・