金大附属中学入試対策。
色々と言われます。
思考力問題が多い、ってね。
算数の記述問題やら、総合(理社)の記述問題やらで、です。
多いですよ、思考力問題。
だから考える力の鍛錬を?
だから詰め込み塾は悪?
いやいやいや・・・
詰め込まれた知識なくして、思考なんてできないでしょ。
考える事は良いことです。
でも、知識を持たずに考えるのは、どうなのか、と。
たとえば、テロ事件を思考したとする(ちょっと物騒だが・・・)。
普通の小学生なら、「人殺しはよくないと思います、みんなで話し合うことが大切です」という意見に終始すると思います。
そこにね?
テロの起こった場所の地理学とか歴史とか。
そこで信仰されている宗教の知識とか。
あとはその地域の経済についての情報とか。
そういうのを得れれば、もっと深く考えられる。
テロは悪いことだ。
なのに、なぜ起きてしまったのか。
理由を地理学、歴史学、宗教学、経済学の側面から考える。
そうすると、具体的に解決しないといけない問題点が浮かび上がってくる。
だからこういう議題でみんなで話し合わないといけない。
・・・なんとなく伝わりますか?
知識がないと、思考は浅くなります。
知識が思考を深くしてくれます。
なので、金大附属中学受験を来年に考える君。
1年後の受験に向けて、少なくとも夏までは知識を詰め込みましょう。
深い思考ができるために、思考の道具=知識をためましょう。
知識薄き思考は、浅い。
浅い思考は、金大附属中学受験で〇をゲットできない。
思考問題の第一歩は、思考すること、ではありません。
思考するための知識を道具を得ることです。
浅い思考は評価に値しません。
深い思考ができるよう、まずは道具=知識の準備を。