3月の中3受験生。
本部校に紫錦台中学の子が何人かいました。
泉丘高校受験が8人。
二水高校受験が2人。
全員合格しました。
特に泉丘高校に合格した子に共通していた点。
みんな、数学が好きでした。
特に男子たち。
紫錦台中学の男子たちは、数学の難問を競い合って解いていました。
誰かが問題集から難問を拾ってくる。
それを男子たちが競ってバトルして解く。
解けた子は他の解けなかった子に得意げに解説する。
ちょっと微笑ましい光景でした。
演習中のおしゃべりは良くありませんが、これは黙認していました。
良い意味での相乗効果、でしたね。
泉丘高校に合格したいのなら、数学を得意にしなさい。
これは、上に書いたお話以外にも理由があります。
入試の当日。
数学は2日目です。
これは、泉丘高校を始めとする公立高校入試においても、今のところ、同じです。
数学が2日目であるということ。
これが、泉丘高校に合格したいなら数学を得意になりなさい、の理由です。
もし1日目の科目で失敗したとき。
数学が得意な子は、こう思えます。
「よし、得意の数学で明日は取り返すぜーーー!!!」
しかし、数学が苦手な子は・・・もう目も当てられません。
2日目のもう一つの科目、社会が大得意なら何とか・・・
と書くと、
「社会が得意でもいいんじゃないの?」
と思われるでしょうね。
社会は、どこの分野の出題か、どんな形式の問題か、分量は、などなど、社会が得意な子でもこれらの要因にかなり大きな影響を受ける印象です。
しかし数学は、本当に得意な子は、難易度にほぼ影響を受けない。
合格者平均点が48.5点だった平成29年の数学。
数学の得意な子は、模試の点数同様、普通に90点台をポンポンとってきていました。
「平均点70点超えますよ絶対!」と豪語していた子たちもいました。
数学能力がある一定レベルを超えると、どの難易度のテストも同じに見えるようです(良いことか悪いことかは分かりませんが・・・)。
以上、ちょっと長くなってきましたのでまとめますね。
数学は、脳の活性化にもきっと良いから、数学の得意な子は全般的に頭が良くなる。
数学は、入試2日目の科目なので、1日目に失敗しても挽回できる、という自信もわく。
なので、泉丘高校に合格したいのなら、まずは数学を得意にしましょう。
もちろん金沢大附属高校など上位校受験の子全般に言えることです。
新学期も始まり、ちょっと時間に余裕があるこの時期は、ですから数学三昧の日々を過ごしてみませんか?