暗示と勉強と風邪

私は小学生低学年の頃、ヒョロヒョロの病弱少年だった。

・・・と言っても、誰も信じてくれませんし、生徒に言ったら笑われました。

ですよねー。

ヒョロヒョロ、病弱、今の私にはないイメージです。

今は、体形は丸めとか、酒豪とか、そんなイメージですよね。

 

 

でも本当に、超がつくほどの病弱で、いつも風邪ばかりひいていました。

 

 

理由は、母親からの暗示です。

「あなたは身体が弱いから」

「すぐに風邪ひくから」

いつも言われていました。

そして、いつも風邪をひいていました。

 

 

「そんな馬鹿な」と思うかもしれません。

が、お父さんお母さんの中には、大人になって風邪をひかなくなった、という方、いませんか?

子どもの頃はあんなによく風邪をひいていたのに・・・

そんな方、おそらく結構いらっしゃると思うのです。

どうでしょう。

 

 

この風邪のお話。

ある脳科学の本に、そのまま出てきたお話です。

母親からの風邪の暗示の話を読み、ハッとしました。

まさに私だ、と。

そうか、あれは暗示だったんだ、と思いました。

 

 

ヒョロヒョロだったのは、同居していた婆ちゃんからの暗示です。

「あんたは少食だから、もっと食べなさい」

「なんであんたは食が細いんだろうね」

よく婆ちゃんに言われたなぁ・・・懐かしいです。

でもこれは、「あなたは少食である」という暗示をかけているのです。

 

 

暗示と言うと、何だか怪しげな催眠術みたいに聞こえますが、このように至ってシンプルなものです。

何度も言い聞かせて、無意識に働きかけるものなのです。

シンプルなだけに、暗示おそるべし!!です。

 

 

さて、勉強と暗示です。

「あなたは何て頭が悪いの?」

「こんな問題が解けないなんて、バカなの?」

「ダメねー、これが出来ないなんて」

「本当に暗記力がないわねー」

「こんなことも覚えられないなんて、アホか!」

さーて、身に覚えがあるかどうか振り返る時間です。

これらは、繰り返してお子さんに言うと、暗示、になりますからね。

 

 

いえ、でも思わず言ってしまう気持ち、分かります。

そういう時は、我慢するのもよくないです。

言っちゃってください!!

でも、1回だけ、です。

何度も何度もネチネチ言うと、深ーい暗示になるので・・・

 

 

逆に、ポジティブな言葉をかけて暗示をかける。

これは非常に良いことです。

「あなたは本当は賢いのよ」

「やればできる子」

「できるよ、あなたなら」

 

 

こちらの暗示も強力です。

ただ、注意が1つ。

必ず、穏やかな声で、笑顔で、です。

 

 

逆のイメージをしてください。

親御さんが必死の形相で、つんざくような大声で子どもの両肩を抱えながら、

「あなたは本当は賢いのよ!!」

なんて間近で言われたら・・・・・・・

お子さんは逆に、「親がこんなに必死に説得しないといけないほど私はバカなのかな…」と考え、ネガティブ暗示がかかってしまいます。

 

 

最後に。

東大系の何かの本(思い出せない・・・確か4兄弟姉妹を東大に合格させたお母さんの本だった気がする)にありました。

東大に合格させる家庭では、子どもをけなす言葉をかけない、と。

泉丘高校や金沢大附属高校も、おそらく高確率で同様の事が言えると思います。

無意識に良い暗示をかけているのかもしれません。

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