「医者になりたい」
「医学部に行きたい」
そう口にする小中学生は夢盟塾でもよく見ます。
ですが、分かっていますか?
国立大学の医学部募集は、毎年だいたい5500人ほど。
全国の高3が、だいたい100万人ほど(石川県は1万人ほど)。
単純計算で、200人に1人ほどの割合です。
ここに浪人生が加わってくる。
医学部は浪人生が多いので、かなり加わることでしょう。
医学部に行くとは、少なくとも200人に1人の存在になることです。
200人に1人・・・
1つの中学から1人ですね。
おそろしい確率です。
私立大学の医学部に進学する医学部生もいますから、医学部生の割合はこれよりかは実際は高いです。
が、私立大学の医学部は、費用が・・・(^^;)
一般家庭ではとても支払えない金額だと私は思います。
ですから、一般家庭の子が医学部を目指すとなれば、国立大医学部が現実的で、そうなると、おそろしく低確率の現実に直面します。
200人に1人・・・
倍の確率にしても、100人に1人です。
100人中99人という圧倒的多数派に背を向け、100人中1人の存在にならないといけない。
普通の人では医学部生になれません。
普通の努力では医学部に合格できません。
普通の努力で合格したいなら、普通ではない才能が必要です。
なのに、です。
「そんなに大量のプリント無理」
「ほぼ毎日塾に来るとか無理」
「週末は1日5時間以上塾にいるとか無理」
「他の塾はそんなにしてないよ!」
「でも医学部には行きたいの、てへ ♪」
理論が破綻しているのであります。
同様に、
「宿題をチェックしないとやらない」
みたいに普通の子に見られるようなことをしていてもダメです。
「人に言われなくても自分を律する強さを持つ」
か、
「チェックという範疇を超えた、異常なほどの過干渉をもって大人が見る」
か、どちらかに針を思い切り振らせるしかありません。
私は、後者は好みではありませんので・・・
医学部、と書いていますが、高校受験もそうですよ。
金沢大附属高校は120人、泉丘高校は400人。
県内の中3は約1万人。
だいたい20人に1人の割合です。
クラスに1人か2人の割合ですね。
クラスのみんなが休み時間にワイワイ遊んでいる中、教室で黙々と勉強する1人または2人になるか。
または20人に1人の選ばれし者みたいな高い才能を持つか。
金沢大附属高校や泉丘高校に行くことでさえ、この低確率です。
金沢大附属高校・泉丘高校。
金沢大附属中学。
東大・京大・医学部・旧帝大。
みんなと同じで合格できる、なんて甘い幻想、捨ててほしいです。
他の子と同じ努力で合格できるなんて、思わないでほしいです。
そのためにも夢盟塾は、
・大量演習
・長時間演習
・ほぼ毎日来れる(zoom授業含む)
・先取り予習
・満点主義
・1位主義
を塾の空気として「当たり前」にしたいのです。
夢盟塾は、塾として「異常」なのは自分でもよく分かっています。
でも、そもそも、上記の学校に合格すること自体「異常」な確率のものなのです。
金沢大附属高校、泉丘高校、二水高校の夢盟塾からの進学率は、今年は70%以上でした(42名中、泉丘16名、二水10名、附属6名)。
保護者の方の期待や生徒の期待に応えるためにも、この数値を上げないといけないし、そのためにも塾としての「異常さ」も磨かないといけません。
・・・と、ちょっと塾の話に逸れてしまいました。
要は
「勉強しすぎ」
「やりすぎ」
「努力しすぎ」
「まじめすぎ」
と、周囲の人たちが心配するような努力を
「当たり前」
に落とし込むことが、合格には必要だと考えています。
野球選手になることや、サッカー選手になることや、オリンピックに出ることなどと同様、上記の学校に合格することは大変なのです。
(※確率的には、野球やサッカー、オリンピックの方が遥かに大変ですよ!)
・・・と、ちょっと私の思いのたけをドドドっと書きました。
本気で合格したいなら、覚悟して勉強してほしいです。