ついに!!
公立高校の合格者平均が発表されました!
令和4年
公立高校入試 合格者平均点
※( )内の数値は令和3年入試のものです
・国語 54.4点(60.1点)
・社会 39・9点(48.0点)
・数学 47.2点(48.6点)
・理科 53.5点(51.2点)
・英語 39.9点(46.1点)
◆合計 235点(254点)
人数分布
※( )内は累積数値
・450~500点 0.0%
・400~449点 1・0%(1.0%)
・350~399点 9.6%(10.6%)
・300~349点 18.1%(28.7%)
・250~299点 16.4%(45.1%)
・200~249点 18.2%(63.3%)
・150~199点 17.5%(80.8%)
・100~149点 12.5%(93.3%)
・50~99点 6.2%(99.5%)
・0~49点 0.5%(100%)
実は、ここだけの話・・・
夢盟塾公式LINEで、合格ラインのお知らせを既に送っていました。
3月19日のものなので、保護者の方で気になる方はチェックしてみてください。
送った内容は、「合格者安定点」についてです。
塾で集めた数百件の点数をデータとしてまとめたお話です。
以下を送りました。
(LINE文章ここから)
◆泉丘高校
合格者最高点 459点
合格者最低点 328点
安定的合格点 350点
※理数科合格最低点は381点
(注釈)理数科は376点合格も確認(4/25現在)
◆二水高校
合格者最高点 350点
合格者最低点 305点
安定的合格点 325点
(注釈)合格者最高点は351点、合格者最低点は302点も確認(4/25現在)
◆桜丘高校
合格者最高点 348点
合格者最低点 308点
安定的合格点 330点
(注釈)合格者最低点は302点も確認(4/25現在)
◆錦丘高校
合格者最高点 312点
合格者最低点 288点
※310点で不合格、下剋上されたパターンも
(注釈)合格者最高点は357点、合格者最低点は260点も確認(4/25現在)
今年の平均点は若干低そうな気がします。しかし問題が特に難しかったという訳ではなく、原因は、基礎基本が弱い、という点だろうと思われます。こちらの考察もまた後日。
(LINE文章ここまで)
◎よく使う公式◎
泉丘高校合格 = 平均点+100~120点
平均点が235点なので、
令和4年の泉丘高校合格 = 335~355点
といえ、これは受験生の合格者データを鑑みても当たっています。
また、人数分布の割合から見ても、350点以上は約10%以内、泉丘高校合格安定の割合です。
私は12%以内なら不安定ながら可能性あり、と思っていますが、12%すなわち330点前後で下剋上(340点で不合格、328点で合格、など)が起こっている要因もこのあたりでしょう。
二水高校の公式について。
二水高校合格 = 泉丘高校合格 - 20点
つまり
令和4年の二水高校合格 = 315~335点
人数分布の割合も、二水高校安定合格の20%以内は320点ほどで、ここも例年通りです。
が、合格者最低点は、私は25%以内なら不安定ながらも可能性あり、と思っていましたが、今年は305点以上でほぼ確実に合格出来ているので、約28%以内ならほぼ合格確実となっており、ボーダーラインは例年より下がった印象です。
桜丘高校合格 = 二水高校合格 - 20点
が例年の公式ですが、昨今の桜丘高校の高倍率の前には成立しません。
二水高校とほぼ同じ、と思って受けないと、痛い目にあいます。
「二水高校が無理だから桜丘高校に」・・・はもはや通用しないかもしれません。
錦丘高校合格 = 桜丘高校 - 30点
しかし、錦丘高校はおそらく、内申書を他校よりも重んじる傾向にあります。
現に、310点で残念、260点で合格、という50点差の下克上事例も報告されています。
内申書に問題がなく、公式にも当てはまる子が無事合格している、ということなのだと思われます。
以上です。
ちなみに、LINEでも書きましたが、今回の低平均点は、難しいことが理由ではないと私は思っています。
基礎基本の問題で得点しきれていないことが原因と私は見ています。
そのトレーニングを、まずはしっかりとやらなければ、と感じます。
いたずらに難問をやればいいということではありません。
まずは基礎基本、その上に応用を、という王道的勉強法をしっかりやった子が、380点超え400点超えを果たしている印象です。